水濡れで壊れたiPhoneに復活の道はあるのでしょうか。iPhone 7以降は防水・防塵性能を備えているはずですが、液体に触れたことでホームボタンが効かなくなったり、データが失われたり、カメラが故障したりしたという報告は、一部のAppleユーザーから今も寄せられています。
古い世代のiPhoneには水濡れに対する保護がありません。iPhone 6s以前をお使いの場合、水に濡れると、長年にわたって保存してきた写真、ファイル、連絡先、チャットを失う可能性があります。
洗面器の水に30秒浸けただけで、ホームボタンが壊れ、7 Plusのカメラ内部にも水が入りました。pic.twitter.com/amXTg8H72C
ここでは、水濡れしたデバイスのiPhoneデータ復旧について、決定版のガイドを紹介します。内容は次のとおりです。
- 濡れたiPhoneを救うための最初の対処
- iPhoneが水濡れで損傷しているかどうかを確認する方法
- やってはいけないこと
- 水濡れしたiPhoneからデータを復旧する方法
1. 濡れたiPhoneを救うための最初の対処
- できるだけ早くiOSデバイスを水から出します
- 電源ボタンを長押しして電源を切ります (すばやく電源を切ると、復旧の可能性が高まることがあります)
- iPhoneに付けているケースを外します
- iPhoneからSIMカードとトレイを取り外します
- 乾いた吸水性のある布で、iPhoneの水分を拭き取ります
2. iPhoneを水に落としたときの、水濡れ損傷の確かな兆候
2.1 非公式の兆候
- 電源と起動の問題: デバイスの電源が入らない、電源を入れてもすぐに再起動する、iPhoneが白い画面のまま固まる。ハードウェアの不具合: スピーカーやマイクが動作しない、iOSデバイスが過熱する
- 警告メッセージ: iOSデバイスの使用中に、「このアクセサリはiPhoneで使用できるように作られていません」や「このアクセサリでは充電に対応していません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。アプリの問題: Safari、メール、その他のアプリが理由もなく開いたり閉じたりする。

水濡れしたiPhone...これはひどい。
2.2 Appleが示す公式の水濡れ判定
Appleは、iOSデバイスのデータが危険な状態にあるかどうかを確認するため、液体接触インジケータ(LCI)の位置を示す一連の図を公開しています。赤い点が見える場合は、デバイスが水に触れたことを意味します。赤い点が現れなければ、デバイスは問題ありません。少なくとも、インジケータは濡れていません。iPhoneはどの世代にも液体接触インジケータがあります。
iPhone Xの液体接触インジケータの位置

iPhone Xの液体接触インジケータ
iPhone 8、8 Plus、7、7 Plusの液体接触インジケータの位置

iPhone 7と8の液体接触インジケータ
iPhone 6、6 Plus、6S、6S Plusの液体接触インジケータの位置

iPhone 6の液体接触インジケータ
iPhone 5S、iPhone 5C、iPhone 5、iPhone SEの液体接触インジケータの位置

iPhone 5の液体接触インジケータ
iPhone 4、4sの液体接触インジケータの位置

iPhone 4の液体接触インジケータ
3. iPhoneが水濡れで損傷したときにやってはいけないこと
液体に触れたことが、デバイスにとって最悪の事態だと思っているなら、考え直してください。ネットで出回っている無茶な方法で救おうとすると、状況はさらに悪化しかねません。
パニックになると、水濡れしたiPhoneを自分で直そうとすることが長期的にどんな影響を及ぼすかをよく考えないまま、何でも試してしまう人が多くいます。
損傷をさらに広げないために、次のことは控えてください。
- ボタンを押さない
ボタンを押すと、水がさらに内部に押し込まれるおそれがあります。
iPhoneの電源がまだ入っている場合、ボタンの接点がショートするおそれがあります。 - iPhoneの電源を入れようとしない
水がiPhone内部の電気接点に触れると、内部の電子部品がショートするおそれがあります。 - iPhoneを振らない
振ると、水がデバイスの内部や回路の近くに入り込むおそれがあるため、避けるのが最善です。 - ヘアドライヤーで乾かさない
ドライヤーの熱で、さらに損傷したり、iPhoneに使われている接着剤に影響したりするおそれがあります。
乾燥機、電気オーブン、ヒートガンも使ってはいけません。 - iPhoneを生米や猫砂に入れない
これらの方法では、細かい粒子がiPhone本体に入り込み、損傷を悪化させるおそれがあります。米粒は水分を吸って4倍の大きさにまで膨らむことがあり、さらなる損傷につながるおそれがあります。#ProTip。洗濯機の脱水サイクルにかけたiPhoneは、高級な米に1か月入れておいても助かりませんでした。#ScrubbedPhone #DadJoke pic.twitter.com/j9MpcplveQ
Michelle Shephard@shephardm· July 10, 2017
米の代わりにシリカゲルの小袋でiPhoneを乾燥させる方法もあります...

シリカゲルの小袋。食べないでください。
電子部品を購入したときに付いてくるシリカゲルの小袋は、米よりも効率よく濡れたiPhoneを乾燥させます。
この方法でデバイスを乾燥させるには、少なくとも48時間かかります。
- デバイスを自分で分解しようとしない
Jessica Smithは、水濡れしたiPhoneを救おうとする自己流の方法がうまくいきにくい理由について、わかりやすい記事を書いています。デバイスに「手術」を施すのは避けるのが最善です。見切りをつけて、データの復旧に集中するほうが、時間も労力も有効に使えます。
ご注意
水濡れしたiPhoneやその他のスマートフォンの復旧チュートリアルを読むときは、注意してください。ネット上に書かれていることのすべてが、安全で、役に立ち、あなたのためになるとは限りません。
4. 水濡れしたiPhoneからデータを復旧する方法
デバイスがまったく動かなくなっても、望みはあります。あらゆる方法を試しても修理は無理だと思える場合でも、iPhoneのデータを復旧するのに遅すぎることはありません。既存のiTunesバックアップやiCloudバックアップから、データを復旧できる可能性があります。
iTunesはバックアップの復元に制限があり、新しいiPhoneのデータがすべて上書きされるおそれがあります。そもそも、復元先となる別のiPhoneがない場合もあるでしょう。復元先がなく、データだけを復旧したい場合はどうすればよいのでしょうか。
水濡れしたiPhone: データ復旧の手順
次の手順に従って、水濡れしたiPhoneのデータを復旧します。iPhoneを紛失した場合でも、削除したデータを復旧したい場合は同じ手順で行えます。壊れたiPhoneからデータを復旧したい場合も同様です。
- 手順1. Windows版またはmacOS版のiPhone Backup Extractorをダウンロードして、インストールします。
- 手順2. iCloudアカウントまたはiTunesバックアップからデータを復旧するガイドに従います。
- 手順3. 完了です。
データの復旧でお困りの場合は、いつでもご連絡ください。私たちがお手伝いします。
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